甘いニヒリズム

可笑しいほどいつもただすれ違うことが セオリー 音楽とか映画とかクイズなど お気に召すまま DOOWUTCHYALiKE

2021年12月4日の日記

お久しぶりです。 どうも自分は1年ごとくらいにこのブログを思い出すようです。

せっかくこの場所があるのだから久しぶりに日記を書きます。

今日は「神経発達症」の「ペアレントレーニング」について学びました。

「その人が悪いわけではない。その人のした行動に問題があっただけ。」

という言葉が印象に残りました。 これは、神経発達症のお子さんが例えば周囲とうまく馴染めず、静かにしていなければいけないときに急に走り回ったり 好きなおもちゃを取り上げられたら、カッとなって周りのものを壊してしまったり、という行動をした状態を例に言われた言葉です。

そんな行動をとられたら、僕もこれまでは「何を考えているか理解不能だ。普通ならそんなことしない。」「正しく行動ができないのはその子に問題があるのでは?」と思いがちでした。 しかし、よくよく考えたらそれらが問題であると定義する原因は「周囲の環境や規範(ここではこうすることが正しい、と誰かが決めたこと)」であり、 「その人に問題がある」わけではありません。

では、その人が問題を起こさないようにするには?

と考えると、「寛容である社会にする」「多様な考え方をする人を認める社会にする」という課題が浮き彫りになります。

社会は人と人との繋がりでできているもの。 「この人が悪い」ではなく「この人が悪い行動を起こさせるようにしている社会である」と考えることができます。

感銘を受けた考え方でした。 そういえば 「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があります。 この言葉に、「寛容な社会のあり方をよしとする」考えが内在しているのかもしれないと思いました。

他人に寛容になれれば、無駄に怒ることがなくなるかもしれません。僕も、寛容になりたい。