甘いニヒリズム

可笑しいほどいつもただすれ違うことが セオリー 音楽とか映画とかクイズなど お気に召すまま DOOWUTCHYALiKE

「甘いニヒリズム Archives 2」2016年7月18日 魔法的(※ライブは2016年6月12日です)

こんにちは
本日も過去に私が書いていたブログ記事再録
「甘いニヒリズム Archives 2」です。

2回目の今日は2016年7月18日に Ship Arriving Too Late To Saveに書いた 「魔法的」 という記事です。2016年6月12日(日)のZepp Diver City Tokyoで行われた小沢健二「魔法的」ライブの感想です。
ではどうぞ ↓ ↓
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小沢健二のライブ行ってきました。魔法的!
2016年6月12日(日)Zepp Diver City Tokyoです。
一次も二次も抽選が外れて、追加でなんとか二階の立ち見に滑り込みました。
ライブが発表されたときから、小沢さんが言っていた
「帰り道に体に残っているのは新しい曲たちだと思います」
の言葉通り、新曲が魔法のように体から離れませんでした。
2、3曲の新曲を入り混ぜていた前回のライブとは全然違って
まるでライブ全体が一本の映画のような感じでした。
コンセプトアルバムを、初回に全曲ライブで聴く、という
初めての体験でした。
元々、今回は小沢さんの朗読は無し!って聴いていて
それは実は大歓迎だったんです。
小沢さんのエッセイは好きだし、淡々とした語り口も好きなんだけど
どこか説明的で、文字で読みたい!それよりも曲聴きたい!って思ってしまうので
それなのに、一曲目(昨日と今日)が終わったあと、
スクリーンに大きく
「フクロウの声が聞こえる」
と題された短い言葉で綴られた ジュブナイルのような詩のような物語が映し出される。
えっ、まさか、朗読の代わりに文字を映すってこと??
いや、朗読はやらないって言ってたし、そういうこともないだろ なんか、これ、歌詞のようにも見える!!
そうか、これ、新曲の歌詞なんだ!!
そうだよね。えっ、でもこんな素晴らしい詩が新曲なの?
まさか、まさか、…
その答えとして
小沢さんの歌がこの詩を歌い始めたとき、 なんでかわからないんだけど、涙が流れてきました。
今思えば、ずっとこんな歌を聴きたかったんだからだと思います。
オザケンの、説明的な朗読じゃなくて、
詩的な表現に込められた 歌を。
"魔法的"
って、
なんのことなのか、僕には少しわかる気がする。
本質にふれる、「本当のこと」を
「詩的な言葉(spell)」に表すことこそ、魔法的なんだってこと。

このライブに行って、本当に良かった。
実はこの前後に仕事が忙しがったりして、
行けなくなっても、ま、それはそれでいいか なんて思ってたりもしてたんだけど、
観にいけて本当に良かった。

あと、このライブの出演者でびっくりしたのは
"アナログ機材"のHALCALIのHALCAさん!
ライブ前にHALCALIの曲が流れてて、なんでだろうって思ってたんだけど…
いつの間に、オザケンと一緒にライブやるまでになったんだろ⁈って
びっくり。HALCALIも大好きだから、
なんかそこも繋がって個人的にも嬉しかった^_^
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HALCALIのハルカさん今も好きな人です。 ^^
では、また次の会にお目にかかりたいと思います
bye-bye!